
店員に聞いておきたいこととは?
運転に支障が出るような不具合がないか確認を
新古車であれば新車と大差のない品質を期待できますが、ほとんどの中古車は新車のようにはいきません。外観は問題がなくても、目立ちにくい部分に傷がある、トランクを閉めるときに違和感がある、エンジンが弱っている、などの問題があるケースは少なくないです。中古車を購入するときは店員から事故歴・修復歴を聞いておきたいですが、ほかにも不具合箇所を細かく聞いておくのが得策です。購入してすぐにエアコンが故障した、オーディオの音が頻繁に飛ぶので音楽を聴けない、などのトラブルが発生するケースは実際にあります。店舗側としては不具合箇所をなるべく知られたくない本音がありますが、客側から聞かれれば質問に答える義務が生じるのです。
ちょっとした工夫で失敗を防げる
中古車を購入するときは、他力依存の考えを持っていると失敗するリスクが高くなります。店員がおすすめしてくる商品は、店員が売りたい商品かもしれません。人のおすすめは当てにならないと言われますが、これは自分と人とでは価値観や好みが違うからです。クルマは高額な商品であり、あとから後悔して乗り換えするとなれば、余計な出費がかかることになります。
値下げ交渉は無理のない範囲で行ってみましょう。多くの販売店では客側が値下げを要求してくることを想定した価格設定にしています。安くならないか聞いてみるだけで、数万円下げてくれたという話は意外と多いです。もし質問をしないと値下げに対応してもらえず、表示価格での購入になってしまう可能性があります。